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電気工事・節電ブログ Day4

Day 4
分電盤(ブレーカー)の基礎知識、知っておくと安心!

突然ブレーカーが落ちてパニック!……そんな経験ありませんか?夜中に照明が消えて、どこをどう直せばいいかわからず右往左往した、なんてことも一度はあるのではないでしょうか。

電気工事の専門家として「分電盤についてもっとよく知っておけばよかった」というお客様の声をたくさん聞いてきました。今日は分電盤の基礎知識をわかりやすく解説します。知っておくだけで、いざというときの焦りが全然違いますよ!
分電盤ってそもそも何?
分電盤(ぶんでんばん)は、電力会社から送られてくる電気を家の各部屋や回路に「分配」するための装置です。玄関のそばや廊下の壁など、目立たない場所に設置されていることが多いです。

中を開けると、いくつかのスイッチ(ブレーカー)が並んでいます。これが家の電気の「司令塔」です。
分電盤の3種類のブレーカー
① アンペアブレーカー(サービスブレーカー)
分電盤の一番左(または上)にある、大きめのブレーカーです。電力会社との契約アンペア数(30A・40A・60Aなど)を超えた電気を使うと、このブレーカーが自動的に落ちて回路を遮断します。落ちたときは、使っている家電を減らしてからスイッチを上に戻すと復旧します。頻繁に落ちる場合は、契約アンペア数を増やすことを検討しましょう。

② 漏電ブレーカー
アンペアブレーカーの隣にある、「漏電」の文字や「テスト」ボタンがついたブレーカーです。電気が本来の経路以外の場所(壁・地面など)に流れる「漏電」を検知すると、自動的に電気を遮断します。漏電は感電や火災の原因になる非常に危険な状態です。このブレーカーが落ちたときは、原因(水濡れした家電、老朽化した配線など)を特定して取り除いてから戻す必要があります。原因不明の場合は必ず電気工事士に相談してください。また、漏電ブレーカーには「テストボタン」がついています。半年〜1年に1回程度、ボタンを押して正しく作動するか確認する習慣をつけましょう。

③ 安全ブレーカー(配線用遮断器)
分電盤の中に複数並んでいる小さなブレーカーです。それぞれが「リビング」「キッチン」「エアコン専用」など、特定の部屋や回路に対応しています。その回路だけで過大な電力を使ったとき(例:タコ足配線で大電力家電を複数同時使用)に落ちます。特定の部屋だけ電気が消えたときは、このブレーカーを確認してください。
ブレーカーが頻繁に落ちるなら…
「毎週のようにブレーカーが落ちる」という方は、次の原因が考えられます。
1. 契約アンペア数が家族の生活スタイルに合っていない:特にIHクッキングヒーターや電気自動車の充電器を導入した場合は要注意。
2. 分電盤が古くて回路数が不足している:昔の家は電気回路の数が少なく、現代の電気使用量に対応できていないケースがあります。
3. 家電の同時使用が多い回路がある:キッチンのコンセントは特に電力消費が集中しやすい場所です。

これらの問題は、アンペア数の変更や分電盤の交換・増設で解決できます。工事費の目安は5万〜20万円程度(分電盤の規模による)。電気代節約の観点からも、回路を適切に整理することで省エネ効果が得られることもあります。

⚠️ 注意! 分電盤の内部や配線への作業は「第二種電気工事士」以上の資格が必要な作業です。資格のない方が分電盤をいじるのは電気工事士法違反になるだけでなく、感電・火災・最悪の場合は死亡事故につながる危険があります。「ちょっと確認するだけ」のつもりでも、内部には触れないでください。必ず有資格の専門業者にご依頼ください。

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